うちにある盆栽(赤松)をご紹介

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うちにある盆栽はほとんどがまだまだ素材段階といった物ばかりなんですが
(50年後…私が晩年を迎える頃にはおそらく立派になっていることでしょう)、
この赤松はそれらの中では多分一番骨格がそれらしくなりつつある一鉢です。
樹齢は20年ほどといったところでしょうか、今年ほとんど叩き売りみたいな値段で
売られていたのを購入しました。(ホームセンターのオガ備長炭10キロと同じくらいの売値…)
葉色が薄くちょっと弱ってそうなのが心配でしたが(売値もそれが一因かも)、
うちに来てからは割と元気を取り戻し無事枯れることなく今日まできております。
土に鉄クギが刺してあるのは「弱った松には錆びたクギ」という民間療法(?)があるので
そいつを試してみたのですが…果たして本当に効果があるのかどうかは謎…?

「赤松は水や肥料をやりすぎると根の共生菌が弱ってしまうので極力控えめに。
 20年くらいの長い目で見れば多肥にするよりその方がよく育つ」

盆栽をされているご年配の方からこう教わった事があります。
私のような盆栽初心者はつい「早く育てたい!」と多肥にしがちなんですが、
山間部の厳しい環境で育つ赤松にはやはり赤松なりの育て方があるのでありました。
私はこれとは別にもう一鉢実生の赤松を育てているんですが、その話を聞いてからは
極力肥料を控えるようにしています。秋は冬越しの栄養が必要なのでほんの少し多めですが…

この赤松も、今は葉が太く堅い感じですが来年の新芽からは私が肥料を控えめにする分
葉が細くやわらかくなるはずです。
黒松の雄雄しく力強い姿も魅力的なものですが、優美で気品のある印象を与える
赤松や五葉松も私は大好きです。

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そして実は、今日焼き上げた鉢はこの赤松にあてがう予定なのでした。
買ったときからこの樹には薄い焼き〆鉢の方がぴったりと来る気がしていたので
割れずに焼けてくれてよかった…

来春の植替えが今から楽しみです。
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by 1000ray | 2009-11-16 16:45 | 盆栽


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