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26回目の七輪陶芸その1・素焼き編

今日は私の七輪陶芸歴始まって以来初!…の素焼きにトライしてみる。
今までも温度が上がり切らず素焼きで終わってしまったという事は
何度もありましたが、真面目に素焼きをするのはこれが初めてなので
果たして上手くいくのかどうか…

26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_19204876.jpgまず用意したのはこちら、5号の植木鉢(駄温浅鉢)。底の穴は道具土で塞いでます


26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_19263169.jpgこれに灰を詰め、その中に焼きたいもの二つを埋め込みます(一つ露骨にハミ出てるけど)。こうすると灰が熱をじんわりと吸収してくれるので割れにくくなるとのこと。この灰で覆う方法は現在の七輪陶芸の第一人者、しんちゃんさんのホームページから学ばせて頂きました。


26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_1937424.jpg火を熾して駄温鉢を炭の上にセット。素焼きの場合そこまで温度は必要ないだろう…という事で、今回使う炭はほぼ白炭だけ…甘いかな?…正直言うとこの頃ちょっと余り気味なんです、オガ備長。排気口からの炭の追加もなし


26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_19475494.jpg焼成時間のメモ。蓋をしてから吸気口をチョイ開きにして1時間→半分開いて20分→3/4開いて20分→全開で一時間。ドライヤーによる送風はなし。画像は全開の時のもの。最後まで炎は出ませんでしたが、排気口に枯葉をかざすと焦げて煙が出るくらいの温度にはなってました


26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_19523765.jpg吸気口を全部閉めてしまって10分待ってからいざオープン。おおお、夕闇に炭の光が美しいのう…駄温鉢は赤熱化しちゃってました。


26回目の七輪陶芸その1・素焼き編_c0219927_1956227.jpgどうやら二つとも無事に焼けたようで一安心(でも水で洗う時は溶けやしまいかとちょっと緊張)。今回作ったのは珍しく湯呑み茶碗でして、上手く焼けたならば二人の祖母に献上したいと思っているもの。自分で使う盆栽鉢なら少々水漏れやひび割れがあっても平気ですが、食器、ましてや人様に贈呈するものとなるとそうはいきません。成型の時も思ったけど、普段の自分は随分とハードルの低いところで陶芸をやってたんだなぁと痛感しました。

さて、次は本焼きですよ。釉掛けはさっき済ませたので後は焼くのみです(多分一個ずつ焼くことになると思いますが)。前回は赤色に発色した青緑流紋釉ですが、今回は…多分また赤くなることでしょう。でも今回使った粘土は赤土ではなく(母が東急ハンズで買ってきた)織部土とかいうのなので、ちょっとまた趣も異なるものになってくれるかも…?


まあでもそんなことよりも…どうか割れませんように!

次回本焼き編に続く…(予定)
by 1000ray | 2009-12-06 20:19 | 七輪陶芸


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