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51回目の七輪陶芸~南蛮皿と添配と豆鉢を焼きました

やって参りました日曜日!(広島は本当に久しぶりの良い天気です)
久しぶりに陶芸が出来ますわい。

51回目の七輪陶芸~南蛮皿と添配と豆鉢を焼きました_c0219927_1521638.jpg今日は大きい南蛮皿(こんな大きさの鉢に植えるような文人木なんて持ってないんですけど…)と薄い楕円豆鉢、それから小鳥の添配を焼きました。
成型からかなり時間が経っているのでやや記憶があやふやですが、確か南蛮皿は5割赤荒土+道具土、楕円豆鉢は赤土+シャモット+弁柄、小鳥は赤土+シャモットの組み合わせ…だったと思います。楕円鉢はちょっと手元が狂っちゃって弁柄を入れすぎました。耐火度が心配ですがまぁ直火でなければ大丈夫でしょう。(本当か?)


51回目の七輪陶芸~南蛮皿と添配と豆鉢を焼きました_c0219927_1528942.jpg取り出し中の画像。今回は久しぶりに送風を完全に止めて1分待ってから七輪を開けてみました。これで焼きあがりは還元気味になるハズです(釉薬を使うとススが釉中に入り込んで汚くなるかもですが)
近頃は送風を続けたまま取り出して酸化焼成気味の仕上げにする事が多かったですので。


何故近頃は酸化焼成気味になる事が多いんだろうなぁとちょっと考えてみたんですが、
どうも七輪の間にスキマが出来てガスの抜けが良くなった分、ドライヤーの空気が
効率よく七輪内に入るようになったというのが大きいような気がしています。
七輪が新品だった頃はほぼ排気は上の小さな排気口からのみ抜けていたので、
どれだけ下から風を送り込んでも入る空気量には限界があったんですが。

さて焼き上がりです

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想像通り還元の渋い色合いになりました。ちょっと道具土の石ハゼがくどかったかも…
上にも書きましたが、この鉢には特に今植えるような木はありません(どうするのさ…)
ま、まぁいつかそういう木が現れるかもという事で…

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手びねりで作った小鳥の添配(※一応雀がモデルのつもり)台座つき。
このスズメは本当はもっと細かいところまで作るつもりだったんですが、
脚を作る所で『あんな細い足粘土で作れるわけないだろ!』…と挫折してしまい
イヤになってそのまま放置しておったんですね。
結局細かい表現は省略する形で復活することになりました。
いざ焼いてみると落ち着いた色合いになって中々良い佇まいです(?)

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楕円豆鉢も結果だけを見れば他の二つと同じような色合いになりました
(弁柄のイミは…)でも直火じゃなかったのによく焼き締まってるのは
弁柄のお陰かも…かも。
これ位のサイズでここまで浅い楕円鉢というのはあまり無いと思います
というか見た目の上では良くても夏なんてすぐ水が干上がっちゃって
鉢として使い物にならんナリ。(分かっているなら何故作った…!)
本当は鉢底の穴をこういう網状にしちゃうのってどうかと思うんですが
(水はけ通風上良くないので)、今回は防虫ネットを入れるスペースをケチるために
こういう作りにしました。
それにこの小ささならちょっと水はけが悪いくらいの方が却って良いような気も…。
どうせ夏は砂に埋めちゃいますしね。

51回目の七輪陶芸~南蛮皿と添配と豆鉢を焼きました_c0219927_164361.jpg

さっそく挿し木して一年になる香丁木(紫の花を咲かせる種類なので
紫丁花って言った方が良いのかな)の株立ちを植えてみました。
今年もうちょっと大きくなればミニ盆栽の下草くらいにはなってくれるかな。


実は今回一番気に入った作品はスズメだったり。
by 1000ray | 2010-03-21 16:11 | 七輪陶芸


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