千令は山へ柴刈りへ

…という訳ではないんですが、今日はちょっくら山(例の両親の所有地)に行ってきました。
狙いは勿論赤松の素材探し!

c0219927_15465455.jpgうちの土地というのは広島のちょっとした山奥にある別荘地の一区画(※しかし一向に建物が建つ気配はありません)なんですが、道に面した南側が崖というかノリ面のようになっているので日がよく当たり、格好の陽樹増殖地になっています。(画像では分かりませんが、この崖の上は完全なる雑木林)


c0219927_15544762.jpgコメント欄に「自然界からヤマゴケが激減している」と書いたばかりではあるんですが、この場所は苔の広大なる繁殖地にもなっているようです。特にヤマゴケ(画像はホソバオキナゴケかな?)とタチゴケ系(スギゴケ?)はびっしりと生えそろっている場所がたくさんありました。さすがに苔業者の手も広島の田舎までは手が届いていないみたい。(…というか別荘地で苔を採取しようとするふてえ輩も居ないか)ヤマゴケをちょっとだけ頂戴してきましたが、この調子で末永く苔王国を維持して欲しいものです。(しかしこんな日なたでよく育つもんだ。流石乾燥地帯の苔)


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収穫その一。赤松の1年~数年生と思われる苗を3本。
中国山地の土は花こう岩が風化してできた粘土質のいわゆる真砂土で、
通気水はけがあまり良くありません。そのせいか赤松の苗も浅い所に長く太い根を生やしている
事が多く、かなり大きめに掘り出さないと根が残らず活着が上手くいかないみたいです。
この三本は割と上手く根を掘り出せたので何とか根付いてくれそうな気配。
…といってもこの一年は何も整姿作業はできませんね。まずは根付け優先です

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収穫そのニ。今回採取した素材で一番大きな(樹高30センチくらい?)赤松
これは正直活着の自信があまりないです…残った根に太い根(いわゆる山根)が多く
果たしてどれだけ水を吸ってくれるかどうか…
山から採取した赤松の根付けには微塵入りの山砂単用がよいと本に書いてあったので
ふるってない桐生砂単用に植えました。今年の夏が乗り越えられれば…
まめな葉水でしのげればいいんですが


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収穫その三。何かやたらと葉が短い松なんで気になって採ってきたんですが、
やや芽が白っぽいような…アイグロマツかな?
中国地方は海と山の距離が短いので、山奥でも黒松の花粉が飛んでくる事は結構あるそうです。

この松は幹が直線的で単調ではありますが、これも針金かけは来年待ち。

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収穫その四、ヤマゴケを1コロニーだけ頂いてきました。
浅い楕円蜂に砂で植え付ければ5秒で苔盆栽のできあがりです。
遠くの山か、海に浮かぶ島か…これなら飾りの添えにも使えそう。
土は砂にして水はけよく、環境も自生していた所にならってやや日当たりのよい場所に。


とりあえず、今は樹形どうこうよりも「どうか全員が生き残りますように」という心境です。
葉水頑張ります。
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by 1000ray | 2010-03-28 16:37 | 盆栽


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