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94回目の七輪陶芸~信楽系南蛮再び…

やって参りました2月!!

ひっさしぶりに焼けますよ!ようやく。

あとそろそろ春の兆し来ませんかね・・・今年は本当に寒すぎます

94回目の七輪陶芸~信楽系南蛮再び…_c0219927_1603078.jpg今日焼くのは炎色荒土メインに赤土系の再生粘土を混ぜて作った南蛮皿一枚。赤土が入っている分トップ画像の鉢のようにちょっと赤が濃い色合いになるかな…?ザラッとした風合い再びなるでしょうか


94回目の七輪陶芸~信楽系南蛮再び…_c0219927_1652832.jpg焼成時間は基本的にはいつもと同じですが、最後の20分を22分に延長しました。今回の粘土は耐火度が高いので、心置きなく温度を上げられます。


94回目の七輪陶芸~信楽系南蛮再び…_c0219927_1683027.jpgとりあえず割れてはいなかったので一安心。送風を続けたまま取り出したので酸化寄りの色合いになるハズなんですが…果てさて。


では焼き上がり画像をば。

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赤土系の粘土を混ぜたので、イソガイさんverよりは若干茶色寄り…かな?
そこまでは変わらないような気もしますが

石ハゼによる表面のひび割れと、鉄分による肌色~淡赤色の発色が
今回も中々いい感じになりました。
信楽系の土は基本的に白っぽい土なので、赤土のように
派手な模様は入りませんが…こういう土味もたまに焼いてみると新鮮で楽しいですね

自然釉の溜まった所もほんのりとした緑色で、赤土とはまた違った味わいがあります


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毎回思うんですが、私の鉢は随分と名前に助けられてますね…笑

子どもの頃よく父が「書道家や日本画家になっても良いような名前にしてやったぞ」なんて
威張っていたので、その都度「なる訳ないだろ…」とか思っていたんですが

まさか盆栽鉢作りでこの名前が効いてくるとは思いもヨルダン。

いやぁ、人生何があるか分かりませんな(?)

ちなみにどんどんと落款が崩れていってるのは、『鉢の形が崩れてるのに
落款だけ楷書って何の冗談だよ!』…というツッコミのもと改変されたモノです

あと気軽に使って楽しんでね、という気持ちの表れでもあります


結局自分で使うんじゃないのか…?
by 1000ray | 2011-02-01 16:38 | 七輪陶芸


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