カテゴリ:盆栽( 208 )

赤松マニア

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自分は赤松が好きです。
ちょっと水をやり過ぎると弱っちゃうような、あのか弱い感じ&繊細さが最高です。

画像の木などは他の方からすれば「何でこんな樹買ったの?」…と思われてしまうような物かも知れませんが、
私の場合葉の色が元気そうな赤松を見るとつい買ってしまうという星に生まれてきたので何ら問題はありません(マテ)。

この樹の場合は角度を変えて懸崖にするか、或いはこのまま文人にするか…という所でしょうか。
まぁ正直そんな事はどうでも良いのですが(いやダメだろ!)


よく赤松は公害に弱いとか酸性雨に弱いとか言われる事がありますが、実際にはそんな事はありません。
松類の天敵マツノザイセンチュウにも比較的耐性がありますし、アブラムシやハダニ、ワタムシ等の
害虫の発生も他の松と比べるとうんと少ないです。
もしかしたら潮風への弱さが誤解を生んでいるのかも…沿岸部では夕方に葉水で
塩気を洗ってあげると元気になると思います。

それから盆栽の赤松というとまず思い浮かぶのは文人木。しかし案外私は普通の模様木も好きだったりします。
幹が赤くなった古木とか見るともう辛抱たまりません…!
(しかし盆栽では中々幹肌が赤くならないと言われています)

画像の木も幹肌はかなり古さが出ているので、これで赤みがもっと増してくると良いのですが

栽培環境を厳しい山のそれに近付けてやれば幹肌が赤くなりやすいとか、そういう栽培技術があればなぁ…
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by 1000ray | 2010-02-11 15:18 | 盆栽

ウグイスカグラが開花

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携帯から初めて投稿してみます…

昨日の暖かさにつられたか、うちのウグイスカグラが本日開花しました。
蕾の膨らみ方からして開花は梅の後くらいかなぁと思っていたのでこれはちょっと嬉しい誤算。

この木は少し前にネットで入手した素材なんですが、ご覧の通り
幹が螺旋状になっているのが盆栽としてはマイナス要因になっています。
真ん中あたりで取り木をかけて二つに分けた方が木が活きるかも知れませんね。
(でも下半分は難しいかも…立ち上がりの太さを生かす手が何かあれば良いのですが)

まあ今はまだ樹形が出来ていませんが、でもこの樹の乳白色の幹肌と桃色の花の対比は
中々魅力的だと思います
盆栽の中ではややマイナーな樹種みたいですが…あまり実付きがよくない
実物盆栽だからでしょうか。枝は出やすいし作りやすいと思うんですが
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by 1000ray | 2010-02-11 10:24 | 盆栽

盆栽展に行ってきました

私は盆栽初心者です(陶芸もだけど)。なので今まで一度も盆栽展というものに
行った事がございません!

…という訳で、金曜日に初めて行ってきました盆栽展。
会場が広島駅前の福屋(百貨店)という非常に便利の良い場所だったので良かったです
(自宅最寄の駅からJRにて15分で到着)
いやすばらしい盆栽を見学させていただくついでに、併設の即売会で
安い素材でも入手できればなぁと思いまして…

というかむしろ即売会ありきというか正直そっち目当てです

感想としては、やっぱり安かったです。(まずは展示内容についての感想言えやコラ)
インターネットの盆栽はどこも割高という話を聞いたことはありましたが、
実際生盆栽の値付けを見てみればそれも納得。
特に長寿梅の品揃えは充実しており、大体ネットオークションの半分~3分の1くらいの
お金で買える感じでした

それで改めて思ったこと。それはやはり、盆栽は自然が一番だという事です
今回の即売会には関東のものも含め複数の盆栽園さんが参加されていたのですが、
そういう樹をずらっと並べて眺めているとやはり盆栽園による
育て方の違い、哲学の違いというものが透けて見えてくるような気がします

ハッキリ言いますが、私は「作り過ぎた」盆栽が大嫌いです。
つまり枝を一分のスキもなくきっちりと整え、強引に小さくし、
無理やり多肥を施して促成栽培的に幹を太くしてしまおうという作り方が嫌いです
樹は生き物ですから、一本一本個性があり性格があり持ち味があります
それを無視し人間の都合で無理やり思うとおりに作ってしまおうというのは
いささか傲慢な行いなのではないでしょうか(初心者が偉そうにすみません)
自然を完全に支配下に置こうという考え方、これは完全に西洋的な発想であり
和の精神にはそぐいません
(日本庭園とフランス庭園を比べてみればお分かりいただけると思います)

「この大きさでは小品盆栽の展示会に出せないから」などという
下らない理由でせっかく元気に育っている黒松の枝を全部切り払ってしまい、
枝継ぎをして小さく作り直す
あるいは山から大量の実生苗を取って来て数年育て、
モノにならないと思ったら片っ端から水もやらず捨ててしまう

盆栽の世界では今もこういう事が平然と行われています。
これは私にとってはとても残念なことであり、またそういう事をする
人たちの事を(それがどんなに高名な盆栽家であろうと)私はハッキリと軽蔑します
そこには命に対する畏敬の念が全く見られないからです

何だか若造がうるさい話をしてしまいました、すみません
それで今回の展示会の話に戻るんですが、やっぱり伸び伸びと育った木は
見ていて清清しい気持ちになりますね。
限られた予算の中でいくつか樹を買いましたが、どれもそういう育て方を
されている盆栽園から買わせて頂きました

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これはそのうちの一鉢、珍しく黒松です(私はどちらかというと元気で生育旺盛な
黒松よりも繊細で弱弱しい所がある赤松五葉松の肩を持つ傾向が…)
樹高は約20センチで模様木としてはちょうどいいサイズ

ちなみに立ち上がりに重なるようにそびえたっている石が明らかに邪魔なので
この後カチ割って石の高さを半分にしました。(ムチャクチャだ)
ちょっと自分が買う樹としては骨格が出来すぎている感もありますが
(左の二の枝をもう少し下げてしまえば正直もうあまりやる事はなさそう)、
いかにも元気一杯で「おうそこの若造、さっさとオレっちを買って帰りな!!」
言っているような感じだったので買ってしまいました(8000円でした)

一度手にしてみると黒松もなかなかいいナと思えてくるから不思議ですね

いやそれはお前がいい加減なだけだッ
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by 1000ray | 2010-01-31 17:15 | 盆栽

ニレケヤキの剪定

せっかくの休日も雨。
仕方ないので剪定でもやります…

c0219927_1317308.jpgこれは今年ホムセンで買ったニレケヤキ(アキニレ)、600円(安)。樹形は…一応箒作り?でも箒作りって呼び名、本家ケヤキとあと銀杏くらいにしか使わないような気もするけどまあいいか。あと植わってる鉢が明らかにデカい。まぁでもホームセンターだし…

c0219927_13304090.jpg上から見ると徒長枝がわんさかあるのが分かります。太く強い枝は立替えられるものは立替え、根元にいい枝がないものは短めに切り詰めて来年まで持ち越し。ニレケヤキは胴吹き芽が多いので強い剪定も大丈夫です

c0219927_13353513.jpgこれが剪定後の姿、かなりさっぱりしました。これだけ強く切り詰めれば来春は相当胴吹き芽が出てくるハズ。


c0219927_13425080.jpgしかしちょっと気になるのは両サイドにあるこの深い切れ込み。何だろコレ…?樹皮の荒れかとも思ったんですが、何か深さが木質部にまで達してるような…一応石灰硫黄合剤で保護しておきましたが大丈夫だろうか


c0219927_13543478.jpg植替え候補の鉢はこちら。うーん、ちょっと微妙かな…分かりません。


c0219927_1357937.jpgついでに香丁木の豆盆栽(一応三幹)にも針金かけ…ちょっと窮屈だろうがしばらく堪えてくれ。この樹は挿し木2年生ですが、でも小さいなら小さいなりに豆盆栽として楽しめるのが盆栽の良いところだと思います



ああ早く焼きたいなぁ…
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by 1000ray | 2009-12-23 14:04 | 盆栽

気分転換に(?)盆栽の香丁木をご紹介

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これは私が初めて手にした盆栽である香丁木です。
ホームセンター園芸コーナーの端っこの方で枯れかけていたんですが、
根の感じが力強く立派だったのでもしかしたらまた元気になるかも知れないと思って
家に持ち帰る事にしたのです(見切り品で600円だったかな…余談ですが、
私の盆栽素材購入先の基本はホムセンです。次いで通販)
買って帰った時には幹が二股に分かれている所からもっと沢山の枯れ枝が
生えており、もう見るからに死にそうだったんですがそれらを全部取り除いて
植わっていた黒土を赤玉土に換えたらどうにか持ち直してくれました。
そして完全に元気を取り戻した去年元々植わっていた水昇岩にケト土で植え戻したんですが、
我ながらちょっとあまりにも不恰好な改作になってしまった…
(苔を貼ったら土が多すぎるような見た目に)
これじゃ可哀想なので来春にでもまた作り直そうと思ってます。せっかく根元が立派なんだから
岩でも抱かせて石付きにしようかな…

香丁木は本来はとても丈夫な樹でして、ほとんど手間もかからず
私のような盆栽初心者からするととても扱いやすいありがたい樹です
病虫害にも強いし、剪定にも強いし、挿し木も容易なので剪定くずを挿しておけば
いくらでも増やせるし。そして何より春の花付きが素晴らしく、満開の時は
本当に枝全体が真っ白になります

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↑今現在の画像。四季咲き性が強いので夏~秋もチラホラと開花します
こいつは白花ですが、他には紫や淡紅の花をつけるものも
(それぞれちょっとずつ葉の大きさとかが違う模様)

実は現在、ウチはこいつとあと紫花種から挿し木で増やした香丁木の素材が
大量にあふれております。いくらなんでも簡単に増えすぎです。
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by 1000ray | 2009-11-30 22:14 | 盆栽

五葉松と七輪の補修と

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今日は天気が悪く焼くにも焼けませんので盆栽の紹介でも…。
実生の五葉松です。(樹齢は確か5年か6年くらい)
今は犠牲枝を放置してあるのでちょっとカオスになってますが、一応半懸崖仕立て。
来春に植え替えるつもりの鉢と並べてみました。
盆栽鉢は概ね樹に対して小さめという位の方がぴったりくる(盆栽用語で言うところの
『鉢映りが良い』)と言われてます。画像だと遠近感の関係でちょっと鉢が小さすぎるような
感じになってますが、実物だとちょうどいい感じ。
五葉松は赤松と同様根が過湿に弱く、枯れる原因はほとんどが水のやり過ぎだそうです
(一部八ツ房系品種除く)
なのでこの五葉松も用土は桐生砂6割川砂2割赤玉土2割と
超水はけ重視仕様に(深鉢なのでこれでも水切れは心配なし)
でもさすがに右の鉢になったらもう少し赤玉土を増やさないかんと思いますが(笑)
肥料も辛めでスパルタ教育中です。

さて話は変わって。
c0219927_1240065.jpg昨日今日二日に渡って二代目七輪の補修を実行しました。初代七輪の時はひび割れが出来ても自然釉ですぐカチカチに固まってしまっていたので特に何もせずにいたのですが、2代目千令窯の場合は自然釉のかかりが悪く、特に上に被せる方の七輪は内壁の一部が深いひび割れでポロポロと崩れてきている有様。こりゃいかんとさっそく道具土で埋める事にした訳です


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補修した土がよく締まるように強く何度も押し込んでいきます。結構大変なんですが、何故か自分はこの地道な補修作業にハマってしまったらしく、長い間独り黙々と続けてました。でもお陰で指の角質層はボロボロ…


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これは前回の焼成前に補修した淵の部分。熱でキレイに焼けて補修は成功、焼成中の炎の漏れも解消できました。ここが案外上手くいったのでならば他も直してしまおうとなった訳です


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のべ2時間を費やして脆くなっていた部分の補修が完了。あとは次の窯入れの時に勝手に焼けて固まってくれるのを待つだけです。七輪の材質と補修に使った道具土とでは熱膨張率の違い等あるので、このままキレイに埋まってくれたままであるという事はまず無いでしょうが…まぁその時はその時でまたチマチマと補修をしながら使っていくことに致します



これであと残す作業は粘土の成型だけか…グフッ
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by 1000ray | 2009-11-22 13:05 | 盆栽

赤松の古葉取り

今日は昨日アップした赤松の古葉取りと、そのついでに針金かけをしました。
古葉取りとは言っても今年葉もある程度は間引いてしまうのですが…
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特に樹冠あたりの強い芽は今年葉もちょっと多めにハサミで切ってしまいます
でも画像はまだちょっと多く残しすぎかも知れない…
針金掛けはちょっと枝をたたんだ程度に留めてます

まあ初心者なんでデキはともかくとしてですね、何となくさっぱりとした印象には
なったんじゃないでしょうか…ってそんなので良いのかよ。

画面右端の芽はちょっとふところの部分が間延びしてしまっているので
追い込み剪定を行った方がいいのかなぁ…

…まあ、そこら辺も今冬中には決断したいと思います
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by 1000ray | 2009-11-17 19:18 | 盆栽

うちにある盆栽(赤松)をご紹介

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うちにある盆栽はほとんどがまだまだ素材段階といった物ばかりなんですが
(50年後…私が晩年を迎える頃にはおそらく立派になっていることでしょう)、
この赤松はそれらの中では多分一番骨格がそれらしくなりつつある一鉢です。
樹齢は20年ほどといったところでしょうか、今年ほとんど叩き売りみたいな値段で
売られていたのを購入しました。(ホームセンターのオガ備長炭10キロと同じくらいの売値…)
葉色が薄くちょっと弱ってそうなのが心配でしたが(売値もそれが一因かも)、
うちに来てからは割と元気を取り戻し無事枯れることなく今日まできております。
土に鉄クギが刺してあるのは「弱った松には錆びたクギ」という民間療法(?)があるので
そいつを試してみたのですが…果たして本当に効果があるのかどうかは謎…?

「赤松は水や肥料をやりすぎると根の共生菌が弱ってしまうので極力控えめに。
 20年くらいの長い目で見れば多肥にするよりその方がよく育つ」

盆栽をされているご年配の方からこう教わった事があります。
私のような盆栽初心者はつい「早く育てたい!」と多肥にしがちなんですが、
山間部の厳しい環境で育つ赤松にはやはり赤松なりの育て方があるのでありました。
私はこれとは別にもう一鉢実生の赤松を育てているんですが、その話を聞いてからは
極力肥料を控えるようにしています。秋は冬越しの栄養が必要なのでほんの少し多めですが…

この赤松も、今は葉が太く堅い感じですが来年の新芽からは私が肥料を控えめにする分
葉が細くやわらかくなるはずです。
黒松の雄雄しく力強い姿も魅力的なものですが、優美で気品のある印象を与える
赤松や五葉松も私は大好きです。

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そして実は、今日焼き上げた鉢はこの赤松にあてがう予定なのでした。
買ったときからこの樹には薄い焼き〆鉢の方がぴったりと来る気がしていたので
割れずに焼けてくれてよかった…

来春の植替えが今から楽しみです。
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by 1000ray | 2009-11-16 16:45 | 盆栽