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ハイキング of 鉢

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↑捨てる鉢達です(探せばまだ有ると思いますがもうゲンナリ)

ちょっと軒下を探してみたら焼き締めだけでこんなに出てきました…
古いブツが多いけど、新しいのも納得がいかないヤツは容赦なく
ジェノサイドしちゃいましょう
失敗作でも思い出プライスレスな物は残す事にして…


おぉ、我が鉢達よ

我が過去のパンくず等よ

さあ、消え去り給え(主に分子レベルまで)

立つ鳥跡を濁さず
立つとリャオトンに菩薩


夜明けだ……


皆さんも、良いお年を。

こんなので一年を締め括って良いんでしょうか。

分かりません
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by 1000ray | 2010-12-31 20:34 | 雑記

2010年もボツボツ終了ですが

そういえば去年の今頃は一体どんな鉢を作っていたんだっけ、と思って
ブログの過去記事を見てみたら

死 ね ま し た


うんハイ、春嘉さんでは無いですが…あれは今年の内にデストロイしてしまいましょう。
(末代までの恥になってしまう…)

しかしこのブログを遡ってみると、我ながら去年の年末~今年の春にかけてはかなり
急激に作陶技術が成長しているのを感じます

細胞分裂を繰り返していた卵が、ある日を境にどんどん大きくなるような感じでしょうか
(それは言い過ぎです)

むしろ春の方が良く出来てるんじゃないかと思う程ですよ、ええ


春 以 降 成 長 無 し か よ ! !

来年の今頃は、今年作った鉢をまた壊したくなっている位成長していると良いんですが。

前に進むほど出発点からは遠ざかってしまいますが…
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by 1000ray | 2010-12-30 22:14 | 雑記

盆栽鉢はご飯であるべき

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盆栽は基本的に人間より長生きします(樹種によりますが)

それに付随する(?)盆栽鉢も、作者より長生きする可能性がございます

勿論、あくまで可能性の話です。

使用中に壊れてしまえばそれまでですし、そうじゃなくても植替えの際
『こんな鉢イラネ』と捨てられてしまえばそれでthe endです


つまり、盆栽鉢は時間的耐久性を備えていないとダメだと思うのです
強度的にも、美的にも。


つまり…植替えて一年も経たないうちに飽きられてしまうような刹那的な鉢は、
決して作ってはいけないという事になります

どんなに美しい鉢が出来たとしても、それが飽きられる類の美しさであってはならんのです

これは鉢を作る上で凄まじく重い不文律です。(やっぱ禅問答か…)

どんなご馳走も毎日食べれば飽きてしまいますが、ご飯だけは毎食食べても
美味しいと感じますよね(…よね?)


盆栽鉢は、ご飯でなければいけません。


でもそれって一体どんな鉢なんでしょうね。全く分かりません!
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by 1000ray | 2010-12-29 23:58 | 雑記

90回目の七輪陶芸~これで焼き納めかな?

やって参りました年末シーズン!!(何だそりゃ)

実はちょっとまだ粘土の乾きがアヤシイんですが、今日を逃すともう今年は
焼けそうもないので(天気的に)敢えて焼くことにしました(一応ドライヤーで乾燥させて)
ちょうど90回目で締めくくれそうな感じですね

c0219927_173622100.jpg今回焼いたのはミニ文人木用の南蛮皿二つ。別に取り急ぎ必要という訳でもない大きさなんですが、何故かこういう小さな南蛮皿を作って眺めるのが好きなんです。まぁ今年最後の焼成ですから(多分)、自分らしく南蛮で締めくくるのが正しいやり方と言えるのではないかと…(?)


c0219927_17433684.jpgとその時…本当に、本当に久しぶりに「ボン!!」 …という音を聴きました。(最初のチョイ開き中に) …やはり乾燥が済んでいなかったか…排気口から覗いてみると、どうも上の画像でいう所の左の鉢が割れてしまったようです(どちらかというと本命だった方)。まぁ、そういう事もありますよねたまには。七輪ですから(我ながら結構あっさりとしてます)


c0219927_17505044.jpg開いてみると、割れたというより文字通り爆ぜちゃったみたいです。あと無事な方、何だこのホクロみたいなのは!?



では焼き上がり
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ていうかホクロ多っ!! って感じになってしまいました。
粘土の中の鉄分が熱で析出した模様です
…何か変なもん入れたっけ…?

色合いは送風を続けたまま取り出したので備前のような赤茶色ですね
模様も中々面白い風に入っていると思います

形は出来るだけ「素」というか、構成する図形を減らす方向で作りました
シンプルな形にするとつい色々と手を加えたくなるんですが、今回はちょっと
思うところがあってガマン

ただこの鉢は「何かすごくゴツい鉢を作りたくなる症候群」に駆られて作ったものなので
異常なまでに使い手に不親切といいますか、見た目の割に土が入らない最悪な仕上がりになっております
一応内縁にはしてあるんですが、我ながらあまり役に立っていない内縁ぶりですね

まぁ、使うのはどうせ自分なんですが…


今年最後の陶芸(しつこいけど、多分)は久しぶりに一個を爆発させるという結果になりました
慣れたように思えてもそこは陶芸、やはり七輪の神様をあまり舐めてかかってはいけません
乾燥はちゃんとやりましょう、来年の自分。

まぁ、芸術は爆発だとも言いますから…(※意味が違います)
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by 1000ray | 2010-12-29 18:10 | 七輪陶芸

前進って何だ?退化なんて誰が決めた?

近頃盆栽(ひいては鉢も)に通じると思われる茶室の美という物について
書物を漁ったりして勉強しているのですが…(人間って自分が興味持った事については
行動早いですよね…中学高校時代も少しはフツーの勉強に興味持てば良かったのに…)

そうするとだんだん仏教とかそういう物が絡んできて、多分に精神的な要素が入ってきます

日本で宗教というと…世にはびこるカルトのせいか教祖が信者から
高いお布施をぼったくるようなとても胡散臭いモノというイメージが定着していますが

何のことはない、つまり宗教とは哲学・人生観ということなんですよね。
日本の宗教観を学ぶという事は、日本の先人達の美意識、精神性を辿る行為でもあるのです

そんな感じで近頃ZENISM(海外での禅の精神の呼び方)について勉強しているせいか、
どうも近頃鉢を作っていてもそういう抽象的な事に考えが及んで止まりません。

キャント ストップ マイハート。
ドントゴーアウェイ アイキャントセイグッバイ(おかず無し)
 

近頃いよいよもって強く思うのですが、目が肥える・審美眼が養われるという事は
本当にそれは進歩と言えるんでしょうか?

絵画、音楽、彫刻…あらゆる芸術と呼ばれる物がそうだと思うのですが、
入門者が鑑賞して凄いと思う物と、その道の鑑賞通が高い評価をする物とは
往々にして一致しないという事があると思います

それは鑑賞通が見るべき所を知っており、注意を凝らして鑑賞する部分が
入門者とは違うからです

しかしちょっと見方を変えると、鑑賞通は素直でまっさらな感性を失ってしまったとも
言えるのではないでしょうか?
だって入門者の「これは美しい、好きだ」という意見を「にわかが…」と言って
まるで相手にしないようになってしまったのだから。


これは盆栽についても言えます。

私自身始めた頃は全く良いと思わなかった盆栽の画像を、今見てみると
すごく良い盆栽に感じてしまったりするのです

そういう時私は「お、自分も少しは目が肥えたんだな」と思うんですが、
しかしそれと同時に「だんだん自分の感性も盆栽慣れしてきて
しまったのかなぁ…」とも感じます

断っておきますが、私は審美眼が鍛えられる事が悪いと言っているのではありません。
ただ、どちらが良いとも言えないような気がしているのです

プラスマイナスゼロといいましょうか。


さて。

私の盆栽鉢は「個性的」だと言われたりしますが、それは要は私の不勉強が
全ての原因なんだと思っています

つまり鉢映りの常識(背の高い文人木には浅い鉢を使う、など)については
大体知っていたのですが、それ以外の事は全く知らないまま
『こういう鉢に木を植えたらカッコいいんじゃないか?』という思いつきの感覚で
鉢を作っていたのでいつの間にかこうなったのです

じゃあ盆栽鉢を作る時は鉢について全く勉強しない方がいいんだろうか?
その方がもっと斬新で個性的な鉢が作れるんだろうか?

いや盆栽について何も知らないままハート型の鉢とか作ってもどうしようも無いでしょう

それならもっと盆栽界の常識・感覚を身に付けた方がいいんだろうか?

いやそれでは今みたいに自分の鉢を珍しがってくれる人も居なかったかもしれない


やはりどちらが正解とも言えないような気がします

ただ言える事は、私自身生きている限り今のこの場所に留まり続けるという事は
出来ないという事です
望む望まないに関わらず、絶えず変化していきます
(だんだん盆栽のカンカクに慣れていくでしょうし、今の好みが
 1年後同じという事も 無いでしょう)

ほら、禅の話みたいになってきたでしょ?

鉢のデザインは禅問答のようだと書いた事がありますが、近頃はむしろ禅そのものなんじゃないかという気も…

良いとか悪いとか進歩とか後退とか、人間って何かにつけて物事を二つに区別して
安心したがるクセがあるようです

古い大きな盆栽を眺めていると、実は世の中に在るのはただ
「時間による変化」だけなんじゃないか…そう感じる時があるのです
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by 1000ray | 2010-12-28 23:38 | 雑記

鉢に厳しい季節、冬

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夏は木(…と水やりをする人間)にとって厳しい季節ですが、冬は
鉢にとって厳しい季節です

水は凍ると膨張するので、いわゆる『凍て割れ』というヤツが発生する…らしい。

『らしい』というのは、私自身まだ仕立鉢(素焼き鉢)を含め鉢を割った事が
無いからなのですが…
(盆栽の水やりをなるべく朝にするようにして、なおかつちゃんと鉢を傾けて
水を切ってやれば広島ではそんなに起こる物でも無いようです)

さて。
私の鉢は果たして本当に冬は大丈夫なんでしょうか。不安で夜しか眠れません

考えてみれば私自身自分の鉢を使い始めてまだ一年も経っておらず、
よってここら辺の事が全くの未知数なのです
(※そんなモノを人に贈るな)

粘土というモノはとにかく温度を上げれば焼き締まるというモノではなく、
受ける熱量の和といいますか、焼成時間にも大いに影響されるそうです
(1000度ダラダラ1250度一瞬より5時間1150度の方が焼き締まっておる、という具合に)

七輪陶芸は焼成時間が業界最短(仮)なので、一抹の不安が残ります。
むしろ五葉松の不安くらいは行くかも知れません(意味不明)

それに私自身の好みで土に粗めの砂を入れたりしているので、いよいよもって
その焼き締まり具合が心配になってきます。

一応叩いてキンキンという音が鳴るようにはしているのですが…

本当の耐久度を調べるには、もう数年テストが必要ですね
(土によっても違うだろうし)


PS.イソガイさん、もし来年の冬等に割れてしまった時はご一報下さいm(__)m
  代わりの品を送らせて頂きますので
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by 1000ray | 2010-12-27 22:17 | 雑記

右上の画像

昨日だったかな、久しぶりに変えてみました
一応あれですよ、現時点で一番気に入っている鉢の中から選ぶ事にしてるんですよ


やっぱ地味な形の鉢が一番好きです
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by 1000ray | 2010-12-27 12:15 | 雑記

盆栽業界について思うこと(在るのは、暴言だけ)

私は盆栽という趣味は大好きなのですが、商業としての盆栽を考えてみると
正直疑問に思うことの方が多いかも知れません

お金持ちを焚きつけて高い盆栽を買わせるなんて、どう考えても健康的な
商売のやり方には見えないんですが
(そういう事をする盆栽園の園主って、何か表情がギラギラしてて
 木を育てている人っていうよりはむしろ実業家みたい)

盆栽協会もどうなんでしょう

貴重盆栽制度というのがあると聞いて私は
「あぁ家光公の愛培した松や樹齢500年の千代の松みたいな歴史的価値の高い
貴重な盆栽が登録されてるんだろうなぁ」と思っていたんですが、さにあらず。

理念は立派ですが、要は国風展入選を楽にするのと引き換えに審査料と称して
定期的に10万円を巻き上げるドル箱システムです
しかも登録は自薦!

何てこった…!

こういう事をしないと生き残れないほど、今の盆栽業界というのは逼迫しているんでしょうか?

仮にそうだと言うなら、そんな物さっさと滅んでなくなってしまえば良いと思っています。

(こんな事、将来鉢作家として稼ぐつもりがあるなら書けませんぜ)

後に残るは挿し木や苗から盆栽作りを楽しむ「趣味としての」盆栽と、
棚場に眠っている素材を発掘し改作を行える一握の腕のいい盆栽園だけ

そして国風展は海外のお金持ちばかりが名を連ねる「外国風展」に様変わり…


案外私が生きている内にこうなるんじゃないかと思ってます
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by 1000ray | 2010-12-26 16:35 | 雑記

香丁木は半落葉性

『近頃豆盆栽の記事が無いな…どうせ夏に枯らしたんだろう』
…と思われてそうなので(笑)、そろそろ載せておきます

超ミニ盆栽同好会にも入会しましたし(右のリンク参照です)

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小さい盆栽にとって一番危険なのは無論夏ですが、香丁木は寒さにも弱いので
これからの季節はちょっと心配です(現在夜間はビニールの中で保護中)

半分くらい葉を落とし一応冬越しモードにはなったようですが…

盆栽は樹種による差はあれ、大抵の木はちょっと表土が凍ったくらいでは枯れはしません

が、豆盆栽の場合は表土が凍る温度=全土凍結なので、冷え込む日は
ちょっと気をつけないと…一夜にして終わる事もあり得ます

うちの寒がり樹種はさるすべり、香丁木、美男かずら…この辺りでしょうか
去年は全く保護をせず問題ありませんでしたが、ニレケヤキなんかも実は保護した方が
枝枯れが防げて良いみたいです
(今年は鉢が小さいので一応気をつけておきますか)

いよいよ真冬突入です
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by 1000ray | 2010-12-26 14:05 | 盆栽

どうもよろしく無い

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南蛮皿をいくつか作っているんですが、どうも出来がイマイチで…
南蛮鉢を作るのは好きなんですが、しかし何度作ってもスッキリといきません
(焼いたら良くなる事もたまに有りますが)

角がなく、足すらない南蛮丸鉢は私の一つの理想の姿です
(これ以上省略出来る所が無いというのが素晴らしいと思いませんか)

私は薄い鉢でも中深のものでも、良く出来た南蛮丸より美しい鉢はこの世に
存在しないとすら本気で思っています

しかし作るのは難しい…
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by 1000ray | 2010-12-25 19:17 | 雑記