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31回目の七輪陶芸

では続いて今日のレポをします
これが今年最後の七輪陶芸になる…かな?

31回目の七輪陶芸_c0219927_144442100.jpg今日焼いたのは下方鉢一つと浅い丸鉢一つ。下方鉢の方の土はちょっと変わっていて、園芸用土の赤玉土、これの微塵を水で練ったものを使っています。本当はこれだけで作ってみたかったんですがあまりにも粘りがないので(一週間寝かせてみたけど変化なし)やむなく赤土を同量程度混ぜて成型しました。盆栽を植える用土で鉢を作る…何か面白そうじゃないですか?


31回目の七輪陶芸_c0219927_14502629.jpg実は今回、使う炭がちょっとオカシイです。今現在オガ備長炭の消し炭が大量に余っていまして…ならば使ってしまえと今回は下の七輪に入れる白炭全てをこの消し炭で代用してしまいました。(ムチャクチャ過ぎる…)いや消し炭なんだけど案外中身が詰ったままなもんで使えるんじゃないかと考えたんですが…ダメでしょうか?そのせいか今回は排気口から炎が吹き出るのが異常に遅く、ドライヤー強5センチというところまで送風を強めてようやく炎が出るようになりました。排気口半分赤から20分送風を維持したのはいつもと変わらずですが果てさて…?


では焼き上がりです。
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赤土で作った浅丸鉢ですが、何故か白っぽくなりました
昔火力を上げすぎたせいか赤土を真っ白に焼いてしまった事があるんですが
(割ってみたら断面まで真っ白でした)今回ももしかしたら火力が強すぎたのかも


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赤玉土の方は面白い色に。こちらもちょっと火力が強かったか
全体的に気泡が発生。底面は自然釉が厚くかかりました
この赤玉土、練った時も色が濃くていかにも鉄分が多そうって
印象を持ったんですが…やはり実際の所鉄分を多く含んでいたようです
弁柄を土に加えたときと同じような気泡の出方なので…
色は案外鮮やかな赤色が出ました。意外と酸化がかかったのかも知れません

やっぱり背が高い鉢は変化が出て面白いですね。下方鉢バンザイ。

あと、白炭の消し炭は意外と使いまわし可能なようです。
ワオ!こりゃ経済的だねキャサリン!!

…終わります。
by 1000ray | 2009-12-29 15:14 | 七輪陶芸


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